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SchwartzClientDeadline

最終更新日: 2017.10.03

run-periodic-tasks が現在のプロセスで一度に処理するタスクを制限するためのしきい値を秒単位で指定します。

run-periodic-tasks の中では、TheSchwartz に登録されたタスクを 1 つずつ処理しています。このとき、run-periodic-tasks のプロセスはすべてのタスクが処理されるまで終わりません。SchwartzClientDeadline に最大経過秒数を指定すると、指定された秒数を経過したとき、残りのタスクの処理をおこなわずに run-periodic-tasks を正常終了させます。未処理のタスクは次回の run-periodic-tasks 起動後に処理されます。指定された秒数で run-periodic-tasks を終了させるわけではありません。

例)cron で 10 分おきに run-periodic-tasks を実行している場合、SchwartzClientDeadline 300 と指定しておくと、タスクの開始から 5 分経過したら次のタスクを処理せずに run-periodic-tasks は処理を終えます。未処理のタスクは、次の run-periodic-tasks の実行時に処理されます。

使い方

SchwartzClientDeadline 300

SchwartzClientDeadline と関連のある環境変数 (6)

  • 指定した秒数を経過しても、処理するタスクが残っている場合、残りのタスクを次回の処理に回します。
  • サーバー上のスワップメモリの空き容量を調べます。
  • サーバー上で同時に実行可能な run-periodic-tasks のプロセス数の上限値を設定します。
  • run-periodic-tasks 起動時に最低限確保するメモリ量を設定します。
  • ログフィードの取得時にスケジュールタスクを実行するか設定します。
  • バックグラウンドでのタスクの実行を有効にします。