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Movable Type 4.2 でのパフォーマンス改善

最終更新日: 2017.10.06

モジュールのキャッシュ

Movable Type 4.2 ではテンプレートモジュールで出力する HTML をキャッシュする機能の備えました。内容はデータベース、または memcache に格納でき、保持する期限、タイミングの設定も行えます。

  • 指定時間の経過後まで保持
  • システムに対しなんらかのアクションが加わるまで保持 (例えばコメントを追加

モジュールのキャッシュは、頻繁に更新の無いコンテンツをキャッシュして利用することで、再構築の処理を減らすことでデータベース負荷を軽減します。

サーバーサイドインクルード

複数のテンプレートで同じ内容のテンプレートモジュールを読み込むなら、サーバーサイドインクルード機能を利用できます。

サーバサイドインクルードは、これまでと同じようにテンプレートで MTInclude ファンクションタグでテンプレートモジュール、もしくはウィジェットを読み込むように記述すれば、再構築時に適切なサーバーサイドインクルードの記述に変換して読み込みます。

公開プロファイルの設定

Movable Type は、静的、動的など、さまざまなページ構築する、数少ないブログプラットフォームです。

  • スタティックパブリッシング
  • ダイナミックパブリッシング
  • バックグラウンドで構築

また、Movable Type 4.2 では、テンプレートごとにページの公開方法を選択できるので、ご利用の環境や、記事の量、フィードバックの状況などに合わせて、静的、動的を選択できます。

速くなった検索

Movable Type 4.2 のブログ検索機能では、全文検索をサポート、検索構文の追加など、大きな変更を行いました。また、結果ページの分割処理など、100% 以上の性能向上を実現しています。

公開キュー

公開キューを定期的に実行して、バックグラウンドで公開処理を行えます。また、ブログのログフィードを利用してもスケジュール処理 (指定日投稿など) を実行できます。

パフォーマンスロギング

パフォーマンスロギング機能は次のようなログを含むログファイルを出力します。

  • アプリケーションの表示時間
  • ページ出力の時間
  • テンプレートタグの処理時間

パフォーマンスログは、サイトの運営、プラグインの開発など、さまざまな性能を最適化するために役立ちます。また、シックス・アパートでも、ログ含むフィードバックをいただくことで、さらなる改善を行います。

さらに

Movable Type 4.2 では、パフォーマンスを改善するために、徹底的なコード修正を行いました。

コメントカウントのキャッシュ

コメントやトラックバックのカウントを再構築の度に何度も計算しなくても良いように、このカウントもキャッシュされ、データベースに格納されます。これによりページ出力の処理を少なくし、データベースの負荷を減らします。

コメントやトラックバックのカウントを再構築の度に何度も計算しなくても良いように、このカウントもキャッシュされ、データベースに格納されます。これによりページ出力の処理を少なくし、データベースの負荷を減らします。

  • データベースのインデックスと、クエリの最適化
  • メモリ使用量の減少