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Movable Type 5.1 ManualMovable Type 5.1 マニュアル

バックアップと復元

最終更新日: 2017.10.06

Movable Type で管理している、ブログ記事、ウェブページ、コメント、トラックバック、ブログにアップロードした画像、テンプレートなどを、まとめてバックアップします。サイズが大きい場合は、圧縮したり、複数ファイルへの分割もできます。複数のブログをまとめてバックアップすることも可能です。

ウェブサイトおよびブログのバックアップ

バックアップは、システムあるいは各ウェブサイト、ブログでおこないます。

  1. ナビゲーションから、"システム"あるいはウェブサイト(ブログ)を選択します。
  2. サイドメニューから、[ツール][バックアップ] を選択します。
    • システムで、[バックアップ] を選択した場合は、"バックアップ対象" でウェブサイトを選択します。何も選択しない場合は、システムで管理しているすべてのウェブサイトを対象にします。

      システムのバックアップ

    • ウェブサイトで、[バックアップ] を選択した場合。

      ウェブサイトのバックアップ

    • ブログで、[バックアップ] を選択した場合。

      ブログのバックアップ

  3. "圧縮フォーマット"と、"出力ファイルのサイズ " (バックアップファイルを分割するサイズ) を選択します。
  4. [バックアップを作成] をクリックします。
  5. バックアップ ファイルが作成され、自動的にダウンロードが始まります。
  6. ダウンロードしたファイルを保存します。

圧縮フォーマット

バックアップするデータが大きい場合は、バックアップファイルを圧縮します。圧縮するためには以下のいずれかの Perl モジュールが必要です。

  • Archive::Tar
  • Archive::Zip
  • IO::Compress::Gzip
  • IO::Uncompress::Gunzip

出力ファイルのサイズ

バックアップファイルを設定サイズごとに分割してダウンロードします。

バックアップの復元

バックアップファイルを利用して、Movable Type にウェブサイトやブログを復元します。

バックアップファイルは、必ずバックアップを行った Movable Type と同じ環境で復元してください。Movable Type のバージョンが異なる環境では復元できません( MT4.2のバックアップをMT5.0で復元するなど)。

  1. ナビゲーションから、システムを選択します。
  2. サイドメニューから、 [ツール][復元] を選択します
  3. 復元するバックアップファイルを選択します。

    バックアップファイルのサイズが大きいと、バックアップウィザードからアップロードする方法では復元できないことがあります。その場合は、importディレクトリを使って復元してください。

  4. "グローバルテンプレートを上書きする" をチェックすると、現在のグローバルテンプレートをバックアップのもので上書きします。
  5. [復元] ボタンをクリックします。
  6. バックアップファイルをアップロードし、ウィザードが開始します。
  7. [公開設定] 画面で、ウェブサイトやブログの"サイトURL""サイトパス" を設定し、[次へ] ボタンをクリックします。
  8. ウェブサイトが復元されます。

import ディレクトリによる復元

バックアップファイルが大きいときには、この方法で復元します。

  1. バックアップファイルを、Movable Typeをインストールしたディレクトリにある、import ディレクトリにアップロードします。トラブルを防ぐため、アップロード前に import ディレクトリは空にしておいてください。
  2. zip形式などで圧縮していた場合は、解凍します。
  3. ナビゲーションから、システムを選択します。
  4. サイドメニューから、 [ツール][復元] を選択します
  5. "バックアップファイル"に何も入力せずに、"復元"ボタンをクリックします。
  6. 後は、通常と同じ手順で復元します。