Movable Type AMI 版のバックアップとリストア
本マニュアルでは、Movable Type AMI 版のバックアップとリストアの手順を説明します。
前提条件 #
Movable Type AMI 版の初期設定を前提としています。パスやユーザー名など、初期設定から変更を加えている場合は、実際の環境に合わせて、コマンドを読み替えてください。
標準のディレクトリ構成については、「Movable Type AMI 版のディレクトリ構成」を参照してください。
推奨する方法 #
Movable Type AMI 版の EC2 インスタンスで重要な操作を行う際は、本マニュアルで解説するデータの個別バックアップに加え、あらかじめインスタンス全体のバックアップ(AMI 作成)を行っておくことをお勧めします。これにより、万一の際も迅速な復旧が可能になります。
AMI の作成手順は、AWS ドキュメント「Amazon EBS-backed AMI を作成する」を参照してください。
バックアップ対象 #
バックアップ対象は、データベースおよび /data 配下のディレクトリ6つです。
| パス | ディレクトリの詳細 |
|---|---|
| /data/conf | 設定ディレクトリ |
| /data/file/mt-static/plugins | ユーザープラグインディレクトリ(静的ファイル) |
| /data/file/plugins | ユーザープラグインディレクトリ(本体) |
| /data/file/static | 公開ディレクトリ |
| /data/file/support | サポートディレクトリ |
| /data/file/themes | テーマディレクトリ |
※ CGI スクリプトや代替テンプレートなど、ユーザーが独自にインストールしたファイルは、必要に応じてバックアップを行ってください。
バックアップする #
/data 配下のディレクトリ #
各バックアップ対象ディレクトリを gzip 形式でアーカイブ・圧縮します。
# 例:公開ディレクトリ(/data/file/static)
$ cd /data/file
$ tar -czf ~/static.tar.gz static
データベース #
データベースをダンプし、gzip 形式で圧縮します。
補足
デフォルトのデータベース名は movabletype、ユーザー名は sixapart です。パスワードは、/data/conf/mt-config.cgi 内の環境変数 DBPassword の値を確認してください。
$ cd ~
$ mysqldump -u sixapart -p movabletype | gzip > sql.gz
リストアする #
/data 配下のディレクトリ #
- 復元先ディレクトリで、バックアップアーカイブを展開します。
- ディレクトリおよびファイルの所有ユーザー/グループが www:www であることを確認します。異なる場合は、chown コマンドで変更します。
重要
データの上書きを避けたい場合は、既存のディレクトリをリネームしてから、アーカイブを展開してください。
# 例:公開ディレクトリ(/data/file/static)
$ cd /data/file
$ sudo tar -xzf ~/static.tar.gz
$ sudo chown -R www:www /data/file/static # 必要に応じて実施
データベース #
ダンプファイルを展開し、データベースをリストアします。
$ cd ~
$ zcat sql.gz | mysql -u sixapart -p movabletype
Movable Type サービスを再起動する #
リストア後、Movable Type サービスを再起動します。
$ sudo systemctl restart movabletype.service
