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Life Cycle PolicyMovable Type のプロダクト・ライフサイクルポリシーについて

Movable Type のプロダクト・ライフサイクルポリシーについて

シックス・アパート株式会社は、Movable Type への最新の脅威に対抗し、脆弱点を保護し、お客様に常に最適な状態で安心してお使いいただくため「プロダクト・ライフサイクルポリシー」を制定して、各製品のバージョン毎に販売期間および標準メンテナンス期間を明確に取り決めています。本ポリシーを Movable Type の計画的なバージョンアップを行うための参考情報としてお役立ていただくとともに、お客様システムのプロダクト・ライフサイクルに盛り込んでいただくようお願いいたします。

Movable Type 8 以前のプロダクト・ライフサイクルポリシー

2025年10月22日リリースした Movable Type 9 よりプロダクト・ライフサイクルポリシーを改定しました。
Movable Type 8 以前のプロダクト・ライフサイクルポリシーはこちら

Movable Type 9 のバージョン表記

Movable Type 9 以降のバージョン表示は、9.0.4 のように 9.{minor}.{patch} の形式に変更となります。したがって、プロダクトライフサイクルについても、Movable Type 9 以降はこのバージョン表記でのご案内となり、{minor} の番号ごとにマイルストーンが設定されます 。

プロダクト・ライフサイクルのマイルストーン

サポートフェーズごとのマイルストーンを次のように設定しています。

GA(General Availability):正式版リリース日

GA ~ EOSの間、新機能の追加や改善、バグフィックスリリースとセキュリティリリースを行い、シックス・アパートのテクニカルサポートを提供します。

EOS(End of Sales):製品販売終了日

EOS とは、製品の販売を終了するタイミングを指します。EOSを迎えたバージョンの製品は購入することはできなくなります。ソフトウェア版はEOLまでダウンロードし利用することは可能です。クラウド版は、EOMまで新規の契約が可能です。

EOM(End of Maintenance):メンテナンス終了日

EOM とは、シックス・アパートがその製品へのメンテナンスを終了するタイミングを指します。ただし、EOM を過ぎた後も、EOL を迎えるまでは、セキュリティに重大な影響を及ぼすと考えられるクリティカルなバグ発生時において、シックス・アパートの判断においてセキュリティパッチを提供します。この期間をセキュリティメンテナンス期間と定めます。製品を継続利用することは可能ですが、基本的なメンテナンスは終了となり、シックス・アパートのテクニカルサポートも終了します。新規にテクニカルサポートを受けるには、現行バージョンにアップグレードする必要がありますが、年間メンテナンスを継続している場合は EOM となっているバージョンをご利用の場合でもアップグレードに関するサポートは受けることができます。

EOL(End of Life):製品ライフサイクル終了日

EOL とは、メンテナンス、バグフィックス、機能追加、セキュリティパッチ等の全ての対応が終了になるタイミングを指します。
製品を継続利用することは可能(クラウド版を除く)ですが、セキュリティリスクを残したままでの利用になるため、EOL前に現行バージョンにアップグレードすることを強く推奨します。

バージョン/サポートフェーズマトリクス

バージョン GA EOS EOM EOL
MT 9.0.x 2025/10/22 2026/秋 2026/秋 2027/秋
MT 9.3.x 2026/秋 2028/秋 2029/秋 2030/秋

Movable Type 9 のリリースサイクル

Movable Type 9 は、次のようなサイクルでリリースを行います。

  • ソフトウェア版(AMI版も含む)、クラウド版のリリースは4カ月ごとに年3回行います
  • Movable Type 9 正式リリースの1年後にリリースするバージョンが LTS(Long-Term Support)版となり、以降、LTS版は2年ごとのリリースとなります
  • Movable Type 9 のLTS版は、GA(正式版リリース日)からEOS(製品販売終了日)までの2年間の後、EOM(メンテナンス終了日)までテクニカルサポートとバグフィックス、セキュリティアップデートを1年、その後セキュリティアップデートのみ1年提供します。最長4年間の利用が可能です
  • LTS版も、4カ月に1度、バグフィックスのパッチバージョンをリリースします
  • 非LTS版にも1年間のセキュリティアップデート提供期間があります

* LTS:Long-Term Support(長期サポート)
特定のソフトウェアのバージョンに対して、長期間にわたってセキュリティアップデートや重要なバグ修正などを行います。

バージョンごとのマイルストーン移行タイミング

Movable Type 9 では、常に最新版のみがメンテナンスの対象です。

Movable Type 9 以降のプロダクト・ライフサイクルを図に表すと次のようになります。

MT9プロダクトライフサイクルパターン251003-2.jpg

以上が、Movable Type 9 以降に適用されるプロダクト・ライフサイクルポリシーとなります。

Movable Type 8 以前については、MT8以前の プロダクト・ライフサイクルポリシーをご確認ください。

Movable Type 9 のライセンスについて

Movable Type 7 以降のライセンスをお持ちで年間メンテナンス契約(またはサポート契約)を継続中のお客様は、新たにライセンスを購入することなく Movable Type 9 のご利用が可能です。

クラウド版についても、契約を継続中のお客様は Movable Type 8 から Movable Type 9 へのバージョンアップが可能です。なお、自動アップデートは行われません。

また、Movable Type 9 のライセンスを購入することで、Movable Type 9 の GA後も Movable Type 8の最新版をダウンロードして利用可能です。Movable Type 8 のテクニカルサポートも、EOMとなる2027年秋(セキュリティアップデートはEOLとなる2029年秋)まで受けることができます。

お問い合わせ

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