Movable Type CMSプラットフォーム Movable Type
ドキュメントサイト

Config Directives Reference環境変数リファレンス

TrustedHosts

最終更新日: 2025.08.21

Hostヘッダとして信頼するFQDNまたはIPアドレスを設定します。この環境変数はセキュリティ強化のための設定です。

運用中のMovable Type環境の場合、サイトURLや環境変数から初期設定値が生成されます。通常は初期設定値で安全と思われる状態になっているので、この環境変数を設定する必要はありません。環境変数を設定するのは、初期設定値よりも許容するHostヘッダを増やしたい場合や減らしたい場合になります。環境変数を設定した場合、初期設定値は上書きされますのでご注意ください。

クラウド版の場合は、環境変数が設定されている・設定されていないに関わらず、以下の値が必ず追加されます。

  • サイトURLのFQDN(例:***.movabletype.biz)
  • グローバルIP

使い方

一つだけ設定する場合。
TrustedHosts movabletype.jp

複数の値を設定する場合。
TrustedHosts movabletype.jp
TrustedHosts sixapart.jp

ワイルドカードサブドメインも設定可能です。
これはsub1.movabletype.jp, sub2.movabletype.jpなどに一致しますが、sub2.sub1.movabletype.jpには一致しません。
TrustedHosts *.movabletype.jp

全て許可する場合。
この設定をすることで、全てのHostヘッダを許容していたTrustedHosts導入以前の挙動に戻ります。安全性が低下する状態になりますので、十分に注意して使用してください。
TrustedHosts *

初期設定値

値が未指定の場合は下記が設定されます。
  • サイトがある場合、全サイトのFQDNまたはIPアドレス
  • ReturnToURLの設定が設定されている場合、ReturnToURLのFQDNまたはIPアドレス

TrustedHosts と関連のある環境変数 (46)

  • Hostヘッダとして信頼するFQDNまたはIPアドレスを設定します。この環境変数...
  • ユーザーのファイルとシステムファイルを分離する上で、設定した方が良いパスを指定す...
  • 管理画面に対して Cache-Control の値を設定します。この環境変数に指...
  • HTTP レスポンスに任意の Cache-Control 値を指定して、キャッシュのコントロールをおこないます。
  • ユーザーのファイルとシステムファイルを分離する上で、設定した方が良いパスを指定す...
  • ユーザーのファイルとシステムファイルを分離する上で、設定した方が良いパスを指定す...
  • ユーザーのファイルとシステムファイルを分離する上で、設定した方が良いパスを指定す...
  • バックグラウンドジョブを確認する画面を表示します。 この環境変数を有効にすること...
  • zip の展開に必要な unzip コマンドのフルパスを指定します。環境変数「U...
  • zip の圧縮に必要な zip コマンドのフルパスを指定します。環境変数「Use...
  • tgz(tar.gz)の圧縮・展開に必要な tar コマンドのフルパスを指定しま...
  • サイトのエクスポートやインポートなどの機能で圧縮・展開の処理をおこなう際、Mov...
  • サイトのエクスポートに使用するディレクトリのパスを指定します。
  • 指定すると CGI からのレスポンスヘッダーに X-XSS-Protection...
  • Movable Type の各種 アプリケーションがレスポンスヘッダーに付与する X-Frame-Options の値を指定します。
  • Memcached の名前空間を設定します。
  • Memcached を利用する際のドライバーを定義します。
  • HTTP レスポンスに任意の Cache-Control 値を指定して、キャッシュのコントロールをおこないます。
  • Movable Type からの HTTPS リクエストを送信する際に経由するプロキシサーバーを指定します。
  • Perl のライブラリへの絶対パスを指定します。
  • サポートディレクトリを公開する URL を指定します。
  • サーバーにあるサポートディレクトリのディレクトリパスを指定します。
  • YAML ファイルのロードに利用する Perl モジュールを指定します。
  • 出力したファイルをターゲットと同期させる際、rsync に指定するオプションを設定します。
  • Movable Type が出力したファイルの同期先を指定します。
  • rsync のバイナリファイルへのディレクトリパスを指定します。
  • サーバーに設置したスタティックディレクトリ(mt-static)を参照する URL を指定します。
  • Movable Type の日本語処理に使用する Perl モジュールを指定します。
  • NFS でマウントしたディレクトリで Movable Type が稼働している場合に使用するデータベースのロック方法を指定します。
  • スタティックディレクトリ(mt-static)が設置されたサーバー上のディレクトリパスを指定します。
  • 一時ファイルの作成を無効にします。
  • memcached サーバーのアドレスとポート番号をペアで記述します。サーバーが...
  • Movable Type が一時ファイルの生成に使用するディレクトリのパスを指定します。
  • Movable Type をプロキシサーバーの後ろに設置している環境で、投稿されたコメントやトラックバックの本来の投稿元 IP アドレスを取得する場合に指定します。
  • コメントやトラックバックの連続投稿を抑止する(再投稿できない)時間を秒単位で指定します。
  • import ディレクトリまでのファイルシステムのパスを指定します。
  • プラグインファイルを保管するディレクトリのパスを設定します。
  • Movable Type 3.3 以降は HTTPTimeout を使用してください。
  • 特定のプラグインについて、利用するかどうかを設定したい場合に使用します。
  • Movable Type から送信されるすべての HTTP リクエストに対するタイムアウト値を設定します。
  • Movable Type 3.3 以降では HTTPProxy を使用してください。
  • Movable Type 3.3 以降では HTTPNoProxy を使用ください。
  • HTTP リクエストを送出するネットワークインターフェイスの IP アドレスを指定します。
  • Movable Type からの HTTP リクエストを送信する際に経由するプロキシサーバーを指定します。
  • プロキシサーバーを経由しないで HTTP リクエストを送信するドメインを設定します。
  • Movable Type 3.3 以降では HTTPInterface を使用してください。