Movable Type CMSプラットフォーム Movable Type
ドキュメントサイト

Movable Type 5 ManualMovable Type 5 マニュアル

ブログ記事とウェブページの編集

最終更新日: 2017.11.04

投稿画面の説明

ブログ記事とウェブページの投稿画面の説明です。

ブログ記事とウェブページの編集

Movable Type 5.2 から、リッチテキストエディタが刷新されました。新しいエディタで、より快適な記事作成をお楽しみ下さい。

リッチテキストフォーマットの入力画面

フォーマットをリッチテキストに設定すると、WYSIWYGモードでの記事編集が可能となります。

新リッチテキストエディタ

入力支援ボタンの機能詳細

WYSIWYGモードの際に表示される、入力支援ボタンの機能は以下のとおりです。

ボタン 動作 タグ
icon-bold.png 文字を最強調します <strong>text</strong>
icon-italic.png 文字を強調します <em>text</em>
icon-italic.png 下線を表示します <span style="text-decoraton:under-line;">text</span>
icon-italic.png 打ち消し線を表示します <del datetime="YYYY-MM-DDTHH:MM:SS">text</del> datetime
icon-italic.png リンクを挿入します <a href="url">text</a>
icon-italic.png リンクを解除します n/a
icon-italic.png 引用を表します <blockquote></blockquote>
icon-italic.png インデントをします <p style="padding-left: 30px;">text</p>
icon-italic.png インデントがあった場合、解除します インデントをひとつ解除(-30px)
インデントが0になったときは設定を消去
icon-italic.png 番号なしリストを表示をします <ul>
  <li>text</li>
</ul>
icon-italic.png 番号付きリストを表示します <ol>
  <li>text</li>
</ol>
icon-italic.png 文字を左寄せします <p style="text-align:left;">text</p>
icon-italic.png 文字を中央に配置します <p style="text-align:Center;">text</p>
icon-italic.png 文字を右寄せします <p style="text-align:right;">text</p>
icon-italic.png 画像を挿入します 挿入時の設定に準じます
icon-italic.png アイテム類を挿入します <a href="FileURL">File</a>
icon-italic.png アンドゥを行います n/a
icon-italic.png リドゥを行います n/a
icon-italic.png テキストの装飾を削除します n/a
icon-italic.png 水平線を挿入します <hr />
icon-italic.png フルスクリーンモードに切り替えます n/a
icon-italic.png テキストの文字色を設定します <span style="color:#ff0000;">Text</span>
icon-italic.png 文字の背景色を設定します <span style="background-color:#ff0000;">text</span>
icon-italic.png テキストフォーマットを設定します <hn>Text</hn>, <pre>Text</pre>, <p>Text</p>

入力欄

コンテンツを入力します。ブログ記事とウェブページの編集画面は、同じ項目が表示されます。

タイトル

ブログ記事とウェブページのタイトル

本文

このタブを選択して入力した内容が、本文となります。

続き

このタブを選択して入力した内容が、本文の続き(追記)となります。

フォーマット

入力するテキストフォーマットを選択します。

入力支援ボタン

装飾や画像の挿入などを手助けするボタンです。選択したテキストフォーマットに対応します。

タグ

編集中のブログ記事、ウェブページにタグを設定します。

以下の入力項目は、標準では表示されません。画面右上の[表示オプション]をクリックして、チェックボックスを選択すると、表示されます。

キーワード

編集中のブログ記事、ウェブページに、キーワードを設定します。

概要

本文を要約した概要を入力します。

入力欄の表示/非表示と並び替えは、以下のページを参照してください。

WYSIWYGモード以外の編集画面

リッチテキスト以外のフォーマットを選択するか、もしくはリッチテキストでHTML編集モードを選択すると、入力支援ボタンが切り替わります。

HTML編集モードボタン

HTML編集モード

入力支援ボタンの右端にある「</>」ボタンをクリックすることで、HTML編集モードに切り替わり、htmlを直接編集できます。もう一度クリックすると、WYSIWYGモードに切り替わります。

テキストを選択して入力支援ボタンをクリックした場合

選択したテキストを挟んで、前後に開始タグと終了タグが挿入されます。装飾完了後は、終了タグの後ろにカーソルが移動します。

<strong>Text</strong>|

テキストを選択せずに入力支援ボタンをクリックした場合

カーソル位置の前に、開始タグが挿入されます。もう一度同じ入力支援ボタンを押すと、カーソル位置の後ろに終了タグが挿入され、カーソルが終了タグの後ろに移動します。

<strong>Text Foo Bar
<strong>Text</strong> Foo Bar

フルスクリーンモード

フルスクリーンアイコンをクリックするすることで、全画面を使って記事編集を行うフルスクリーンモードに切り替わります。もう一度クリックすると、通常の編集画面に戻ります。

通常画面

通常画面

フルスクリーン画面

フルスクリーン画面

ウィジェット

入力欄の右側に表示されるウィジェットは、ブログ記事とウェブページで、表示される項目が一部異なります。公開や更新履歴の操作と、メタデータの入力に利用します。

更新状態

ブログ記事、ウェブページともに共通です。コンテンツを編集した履歴を表示します。更新履歴を有効にすると、履歴から更新履歴を復帰できます。詳しくは、更新履歴の説明ページをご覧ください。

公開

ブログ記事やウェブページを公開するフォルダやURLを指定し、保存、公開、削除などをおこないます。

[ステータス] プルダウン
  • 未公開(原稿) : 公開せず、下書き保存します。
  • 公開 : ブログ記事(ウェブサイト)をサイトに公開します。
  • 日時指定 : 指定した日時にブログ記事やウェブページを公開します。ただし、日時指定を動作させるためには、別途、cronなどのスケジュールタスクの設定が必要です。詳しくは次のページをご覧ください。「指定日投稿や公開キュー等のスケジュール処理の設定
公開日

作成・公開日時です。この項目は必須です。

[保存/公開/更新] ボタン

コンテンツを、保存、更新します。

[プレビュー] ボタン

作成中のコンテンツを、公開時のデザインで確認します。

[削除] ボタン

ブログ記事(ウェブページ)を削除します。

変更メモ

更新履歴を有効にしているときに、保存する更新履歴にメモを残します。

以下の項目は、ブログ記事の固有の入力項目です。

出力ファイル名

ブログ記事を公開するファイル名のベースネームを指定します。自動で設定されますが、[編集] ボタンをクリックして変更できます。実際にサイトで公開する際には、アーカイブ設定で指定したファイルの拡張子が追加されます。また、アーカイブマッピングの設定に応じて、アンダースコアがハイフンに変換されます

以下はウェブページ固有の入力項目です。

ファイル名

公開する際の、ウェブページのファイル名を指定します。

フォルダ

ウェブページを保存するフォルダを指定します。サイトURL、フォルダのURL、および出力ファイル名によって公開URLが決定します。

カテゴリ

このウィジェットは、ブログ記事の編集画面でのみ表示されます。[追加] ボタンをクリックすると、トップレベルに新しくカテゴリを作成します。カテゴリ名の右端の緑色の[追加] ボタンをクリックすると、そのカテゴリの下に、サブカテゴリを作成します。

ひとつのブログ記事に複数のカテゴリを設定することも可能です。

ブログ記事・ウェブページタグのプライベート・モード

通常、ブログ記事やウェブページのタグは、ブログ記事・ウェブページタグ表示用のテンプレート・タグを利用することで、一覧を表示したり、タグ・クラウドを出力できます。

特定のブログ記事について、限られたグループのメンバーのみがアクセスできるようにしたい場合、従来では煩雑な方法で対応しなければいけません。これを解決する方法が、タグのプライベート・モードです。

ブログ記事・ウェブページのタグの先頭に@をつけると、プライベート・モードとして扱われ、MTEntryTagsやMTPageTags、MTTagsといったコンテナ・タグの対象から除外されます。しかし、MTEntriesやタグ検索では、タグ名を正確に指定することで、利用することができます。

コメント

このウェブページでコメントやトラックバックを受け付けるかどうかを設定。また外部のサイトにトラックバックを送信する場合は、送信先URLを入力します。

コメントを許可

このページにコメントを受け付けます。

トラックバックを許可

このページにトラックバックを受け付けます。

トラックバック 送信先URL

ページを公開するときに、トラックバックを送信する場合は、送信先のトラックバックURLを入力します

アイテム

ブログ記事やウェブページの編集中に画像をアップロードした場合、このウェブページに関連づけられているアイテムを一覧で表示します。

[追加] ボタン

アイテムを明示的にウェブページに関連づけします。

クイック投稿

このリンクをウェブブラウザのブックマークバーにドラッグしたり、そのままブックマークに登録することで、オンラインであれば表示中のページについて、すぐブログ記事を投稿することができます。

  1. 現在表示中のページについてブログ記事を書く場合、登録したブックマークをクリックします。もし、引用したいテキストがあれば、引用したい部分を選択してから、登録したブックマークをクリックします。
  2. Movable Type にログインしている状態であれば、そのままブログ記事投稿画面へ。ログインしていない場合は、ログイン後ブログ記事投稿画面に移動します。
  3. あとは、ブログ記事を書き足すなどをして、作成できます。

テキストフォーマットについて

"本文"や"続き"の入力する方法です。それぞれのテキストフォーマットの特徴や記法は、以下の通りです。

"なし"

入力したテキストがそのまま公開されます。X/HTMLで、かっちりと書きたい場合に利用します。

"改行を変換"

改行を br 要素に変換します。連続する行はひとつの p 要素でマークアップされ、空白行で区切られます。

Movable Type 5 のベータ テストに参加いただき
ありがとうございます。

みなさまからのフィードバックお待ちしております。

と記述した場合、以下のように出力されます。

<p>Movable Type 5 のベータテストに参加いただき<br />
ありがとうございます。</p>

<p>みなさまからのフィードバックお待ちしております。</p>
"リッチテキスト"

画像やテキストの装飾を見たままで編集できる、WYSIWYG エディタを利用します。

"Markdown"

決められたの記法にもとづいて HTMLに変換して表示するフォーマットです。

1. 顔を洗って
2. 歯を磨いて
3. 洋服に着替える

という風に書くと

<ol>
<li>顔を洗って</li>
<li>歯を磨いて</li>
<li>洋服に着替える</li>
</ol>

のように出力されます。Markdown の記法は以下のサイトを参考にしてください。

"Markdown + SmartyPants"

Markdown と SmartyPants フォーマットを組み合わせたフォーマットです。

SmartyPants は以下のような処理を行います。

引用符 ("sample": ダブル クォート, 'sample': シングル クォート) をカーリー クォート (“sample”: ダブル クォート, “sample’: シングル クォート) に変換し、数値文字参照で出力します。

  • "sample" から &#8220;sample&#8221;(ブラウザでの表示は “sample”) へ変換
  • 'sample' から &#8216;sample&#8217;(ブラウザでの表示は “sample’) へ変換

連続したバック クォート (``) をカーリー クォート (“) に変換し、数値文字参照で出力します。

  • ``sample`` から &#8220;sample&#8220;(ブラウザでの表示は “sample“) へ変換

ダッシュ (-) を2度連続した場合は en ダッシュ ()に、3度連続した場合は em ダッシュ () に変換し、数値文字参照で出力します。

  • --sample-- から &#8211;sample&#8211;(ブラウザでの表示は –sample–) へ変換
  • ---sample--- から &#8212;sample&#8212;(ブラウザでの表示は —sample—) へ変換

3度続けたピリオド (...: 3度続く) を 省略記号 () に変換し、数値文字参照で出力します。

  • sample... から sample&#8230;(ブラウザでの表示は sample…) へ変換

変換される文字列が HTML の script, pre, code, kbd の中にある場合、変換処理は行われません。

"Textile 2"

決められたの記法にもとづいて HTMLに変換して表示するフォーマットです。

h1. この行はh1です
p. 段落の始まり *強調*
bq. これは引用です
引用の中でも __修飾__ できます
* 赤
* 緑
* 青
これはリンクの "サンプル (タイトル)":http://example.com/ です。

のように入力すると

<h1>この行はh1です</h1>
<p>段落の始まり <strong>強調</strong></p>
<blockquote><p>これは引用です<br />
引用の中でも <i>修飾</i> できます</p></blockquote>
<ul>
<li>赤</li>
<li>緑</li>
<li>青</li>
</ul>
<p>これはリンクの <a href="http://example.com/" title="タイトル">サンプル</a> です。</p>

と出力されます。

Internet Explorler 8 + SSL利用時の制限事項

Internet Explorler 8 + SSL 環境で記事作成時、ブログ記事への画像挿入を行うと、セキュリティ警告のダイアログが表示されます。本現象は制限事項となります。予めご了承ください。